アズライト
古くから人々を魅了
アメリカを代表するターコイズと並び高い人気を誇るアズライト。その鮮やかな色合いは古くから人々を魅了してきました。アズライトと言ったらアメリカ・アリゾナ州産と認知される程、アリゾナ州のアズライトは圧倒的な美しさと品質を誇ります。ビーズに閉じ込められた美しいアズライトブルーにはうっとりしてしまいます!!
和名では藍銅鉱
古代エジプト時代からラピスラズリやマラカイトなどと同じく藍色の岩絵の具や顔料として人類の歴史と共にあったアズライトは由緒正しい歴史ある鉱物です。日本とも関りが最も深い鉱物で、日本画を中心に数々の名作を生みだしてきました。国内でも著名な神社仏閣や壁画を鮮やかに彩るブルーは紺青や群青色とも呼ばれこのアズライトである事が多いです。
和名では藍銅鉱と呼ばれ、文字通り『銅』の鉱床から産出されます。単体で産出される事は鉱物学的にも珍しく、マラカイトと共生して産出されることが多くあります。マラカイトとはいわば兄弟のようなもので、アズライトに含まれる炭酸が抜けるとマラカイトに変化する性質からアズロマラカイトなどとも呼ばれる事もあります。そして銅が化学反応する事で生まれる事を知っていた古代の人々は、アズライトを高温で熱する事で銅を得ていたとの文献も数多く残っています。
『喋る石』
スピリチュアルの本場であるアメリカを中心に世界的にもアズライトは神秘性の高い石として価値が非常に高いとされています。インスピレーションを高め強い霊性を持ったアズライトは直観力を高め、これから起こりうる未来を予測し判断する心強い手助けをしてくれると伝えられています。その言い伝えが示す通り、ネイティブアメリカにおいてもターコイズやクリソコラと共に、霊性を高め未来を見通す聖なる石として代々重宝されていました。インディアンジュエリーにも度々アズライトが見られるのはこの名残と言えます。また、古代ローマやギリシャにおいてもアズライトは度々登場しています。持ち主の潜在意識を高め、眠っている能力や知恵を開花させると伝えられ、祈祷や予言などの儀式にも多く使われていたとされています。アメリカの有名な予言者エドガー・ケイシーもアズライトを『喋る石』と形容したと伝えられている事から、このアズライトがもたらす神秘性は確かなものと言えるのかもしれません。鉱物コレクションとしても人気の高いアズライトは、アクセサリーとしても高い人気があります。しかし硬度が非常に低いため、美しいブルーや個性的な模様を残すことが難しいパワーストーンです。特に多くの原石を使用するブレスレットはより難しくなり、探してみると意外と少ないパワーストーンの一つです。